お役立ち情報

今更聞けない、AndroidとiOS(iPhone)の違い

———————————————————————————
この記事を一言でまとめると「Androidは自由、iOSは統一感」
———————————————————————————

スマートフォンの世界にはオペレーティングシステム(以下OS)と言うスマートフォンを制御する為の
ソフトウェアが搭載されています。
いくつかありますが主要な二つ、Android・iOSの違いを紹介したいと思います。

1.オープン性とクローズ性:AndroidOSはGoogle社が開発したオープンソースなOSです。多くのメーカーがカスタマイズしたり、独自性を追加したりとスマートフォンに限らず多くのデジタル機器、家電などに取り入れられています。
iOSはApple社が開発したクローズドソースなOSです。iPhoneやiPad(iPadOS)のみで使用され、自由に改変等は出来ませんが出来ないが故の統一感により既存ユーザーに使いやすい作りとなっています。

2.ハードウェアについて:AndroidOSは多くのメーカー(Sony、SHARP、Samsung、Xiaomi等)がスマートフォンに取り入れており、低価格帯から高価格帯まで幅広くラインナップされています。
iOSはApple製品に限られており、iPhoneだけに限れば年間4~5モデルほどしかラインナップされません。価格帯も低価格といえるモデルは無く、高級感を感じられます。

3.OS更新について:AndroidOSはメーカー・モデルによってアップデートのタイミング、回数が異なります。低価格帯のスマートフォンだと更新が1回~2回、高価格帯だと5~7回行われるモデルもあります。最近は更新回数の多さを明言しているメーカーが増えてきました。
iOSはApple社が対応したモデルに対して同時にアップデートを提供しています。毎年9月に行われる事が多く提供回数に多少の差はありますが、5~6年程度は行われているようです。参考にiPhoneXS(2019年9月発売)は2024年9月の最新iOS18にアップデートされています。

4.提供アプリについて:AndroidOSはGoogle Playストア(Googleが審査)をメインにアプリを提供しています。オープンプラットフォームな為、一般サイトからサードパーティ製のアプリをインストールすることも可能で自由であり危険な一面もあります。
iOSはApp Store(Appleが審査)が唯一のアプリインストール環境です。厳格な審査基準が設けられており安全性は高いですが、自由度が低いとされています。

このように、Androidはカスタマイズ性が高く、ユーザーインターフェースも変更出来る自由なOSと言えます。iOSはApple社が用意したシンプルなインターフェースが特徴で厳格にルール化されており比較的安全なOS言えるのではないでしょうか。

text by KIMURA